キルギス旅行はラマダン中でも大丈夫?在住スタッフがイスラム教断食中の食事事情やレストラン情報を解説

サラマトスズブ!中央アジア絶景乗馬ツアーアシュトラベルのSugiです。
「次のお休みは、手つかずの自然が残るキルギスへ!」と計画を立て始めたとき、気になるのが現地の宗教行事。
例えばイスラム教の「ラマダン(断食月)」は特別な行事で、観光に影響を与えることも。
今回は、ラマダン時期の現地のリアルな状況や注意点をわかりやすく解説。安心して旅のパッキングを始めましょう!
ラマダンとは?イスラム教の神聖な断食月

ラマダンとは、イスラム教の教えに基づいた「断食(だんじき)を行う月」のこと。日の出から日没まで、食べ物を口にしない習慣。
自分を律し、食べ物のありがたみや他者への思いやりを再確認するポジティブで神聖な期間です。
日程は毎年変わる!「太陰暦」の不思議

ラマダンの時期は、私たちが普段使っているカレンダー(太陽暦)で見ると、毎年11日ほど早まっていきます。 つまり、毎年変わるということ。
イスラム教が月の満ち欠けを基準にした「太陰暦」を採用しているからです。
2026年のラマダンはいつ?2月17日頃からスタート

2026年のラマダン期間は、2月17日頃から3月中旬までの約1ヶ月間。 もしこの時期に中央アジア旅行を計画しているなら、現地の「断食シーズン」を体験することになります。
守るか守らないかは人それぞれ

私は、現在はキルギス人ガイドのヌリヤさんとそのお子さんたちと一緒に暮らしています。 同じ家族であっても「ラマダンをやるかやらないか」は個人の自由、という驚くほど寛容な文化。
ヌリヤさんのご家族はイスラム教徒ですが、ヌリヤさん自身と長女、次男はラマダンをせず、長男くんだけが今年から「挑戦」することに。
ある朝6時、いつもよりずっと早くにご飯を食べている彼に「どうしたの?」と聞くと、「僕はラマダンをやってみたいから、今食べてるんだ!」と。
「Sugiも(ラマダンだから早起きなの)?」と聞かれたので、「いや、私はただお腹が空いただけだよ(笑)」と答えて、二人で仲良く朝ごはんを食べました。
ロシア語の先生も、「私はやらないけど家族は守っている」と話してくれます。 このように、キルギスでは信じる心を尊重しつつ、それぞれのスタイルを認め合う優しさが溢れています。
ラマダン中旅行者の食事はどうなる?レストラン事情

「断食期間中に旅行したらいお店開いてないのでは?」と心配になるところですが、大丈夫です!ただ、普段とは少しだけ街の様子が変わる部分はあります。
キルギスの一般的なカフェやレストランは営業中

ラマダン期間中でも、キルギスの街中にある一般的なカフェやレストランは、普通に営業していることが多いです。 「ランチ難民」になって路頭に迷う心配はほとんどありません。
というのも、キルギスは非常に宗教や文化が多様な国であり、すべての人が厳格に断食を守っているわけではないから。
伝統的な料理を出すお店は休みなりやすい

イスラム教を守る伝統的なお店は休みなることがあるので注意。例えば、現地の人にも人気の「ファイザー」などのお店です。
もし、旅行中にガイドブックを見て行こうと思っていたら、到着してがっかりしないように気をつけてくださいね。
一般的なカフェやレストランでも伝統料理に近いものを食べられることがあるのでお試しを。
実体験に基づいた素敵なお話をありがとうございます!ラマダンの「厳しい修行」というイメージが、ヌリヤさんの家のご馳走や、ボランティア先の先生のお話で「温かい文化」に変わりますね。
それでは、Q&Aセクションを追加して執筆します。
ラマダン中の現地のくらしQ&A

「断食して、ただじっと耐えているだけなの?」と思われがちですが、ラマダン中のキルギスは、アクティブで温かい空気に包まれています。私が現地で実際に見て、聞いて、体験した「ラマダンのリアルな暮らし」をご紹介しますね。
Q.ラマダン中は何をする?

A.ラマダンはただ食べないだけでなく、いつも以上に徳を積むことを大切にする期間。周囲の人を思いやり、進んで善い行いをするのがラマダン流の過ごし方。
私が週末に参加している日本語ボランティアの先生が教えてくれたのですが、ラマダンは人を思いやる期間なので、余裕のある人は困っている人に援助をしたり、寄付をしたりするそうです。
また、コーランには「毎日勉強するように」と書かれているため、熱心に学びを深める人もたくさんいます。
自分を厳しく律する一方で、他者にはどこまでも優しく。キルギスの人々の温かい精神に触れ、私はますますこの国が好きになりました。
Q.日没後の食事は何を食べる?

断食が終わる日没後の食事は、家族や友人が集まる最高にハッピーな時間! テーブルの上が「お祭り」のような豪華なご馳走で埋め尽くされます。
ラマダンが始まって最初の週末、同居しているガイドのヌリヤさんは朝からソワソワと大忙し。何をしているのか聞くと、「夜にお客さんがたくさん来るから、ご馳走を作っているのよ!」とのこと。
私もお手伝いしましたが、テーブルには新鮮なサラダやサーモン、そして私の大好物であるキルギス伝統料理「ビシュパルマク」など、数えきれないほどの料理が並びました。
大人は美味しいご馳走を囲みながら、夜中まで賑やかに語り合います。
Q.子供や妊婦さんはどうする?

A.キルギスではラマダンには無理をしなくて大丈夫。 子供や妊婦さん、体調が優れない人は、断食を免除されるのが一般的。
キルギスの学校ではラマダンを守るかどうかはそれぞれに任されており、成長期の子供が無理をして体を壊さないよう大人が見守っているとのこと。
また、お腹に赤ちゃんがいる妊婦さんも、「体に悪いことはしてはいけない」という考えから、基本的にはラマダンを行いません。
意外とゆるい!?キルギスの宗教観と気になるお酒・服装マナー

ラマダンに関連して、「イスラム教の国はルールが厳しいのでは?」と身構えてしまう方も多いはず。でも、キルギスの日常をのぞいてみると自由度の高さに驚かされます。
お酒を飲む人もヒジャブを被らない人も

キルギスの宗教観は、非常にリベラルで多様性に富んでいます。
服装やお酒に関しても、個人の自由が尊重される空気があり、 街を歩けばおしゃれなファッションを楽しむ女性もいれば、スカーフを巻いた伝統的なスタイルの人もいて、実にさまざま。
驚くことに、イスラム教徒であっても「お酒が大好き!」という人もたくさんいて、キルギスでは「コニャック」を作っているほど。
厳格な宗教国家というイメージとは全く違う世界が広がっています。
モスクなどの宗教施設を訪れる際に守るべき最低限のルール
自由な雰囲気のキルギスですが、宗教的な施設を訪れる際だけは、しっかりルールを守りましょう。
モスクに入る時は、露出の少ない服装を心がけ、場合によってはスカーフを被ることが求められます。
ガイドがいれば異文化の国でも安心

キルギスはルールがゆるい国とはいえ、初めて訪れる国で宗教的なルールをに沿って行動するのは少し緊張しますよね。そんな時こそ、私たちアシュトラベルの出番です。
私たちのツアーでは、現地の習慣を熟知した日本語・英語ガイドが、常にサポートします。 マナーの心配をすることなく、旅を100%楽しむことに集中しましょう。
ちょっとした疑問もその場ですぐに解決。 一緒に旅をすることで、キルギスの日常に、より深く、より安心して溶け込めるはず。
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私たちアシュトラベルでは、キルギスを始めとした中央アジアの雄大な自然を馬で旅する、心を動かす絶景乗馬ツアーをご案内。
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sugiura
アウトドア好きのマーケター。ユニークな体験を求めて国内外をさまよい、モンゴルをきっかけにキルギスにハマる。キルギス人は日本が好きなのに、日本が知らないのはもったいないと感じ、キルギスを知ってもらう活動のためにキルギス在住へ。ロシア語勉強中。
