イシククル湖 Lake Issyk-Kul
世界で2番目に大きい“凍らない”神秘の高山湖
キルギス観光で「絶景」を探すなら、まず訪れたいのがイシククル湖(Issyk-Kul)。琵琶湖の約9倍というスケールと、冬でも凍らない不思議な性質から“中央アジアの青い瞳”と呼ばれています。
世界で2番目に大きな高山湖

イシククル湖は、キルギス北東部の天山山脈に囲まれた標高約1,600mの高地に位置する湖です。面積は約6,236km²、最大深度は約668メートル。世界で2番目に大きな高山湖として知られ、その規模はまさに“湖というより海”。
また、キルギス語で「温かい湖」を意味する名前の通り、冬でも結氷しないのが最大の特徴。雪に覆われた山々と凍らない湖面のコントラストは、訪れる人を魅了してやみません。
湖の周囲には観光の見どころが点在

湖の北岸にはチョルポンアタという町があり、ここを拠点に観光を楽しむのが一般的です。夏にはリゾート客で賑わい、湖畔でのんびり過ごす旅行者や、バカンス気分で馬に乗る姿も。
さらに、チョルポンアタには約4000年前の岩絵が残る「岩絵野外博物館」もあり、歴史ロマンを感じる体験も可能。南岸のスカスカキャニオンでは、青く光る湖と赤茶けた大地のダイナミックな景色を楽しむハイキングも人気です。
高山湖ならではの気候と自然

標高が高いため、真夏でも気温は比較的涼しく、カラッとした快適な気候が続きます。湖面の透明度は世界屈指で、晴れた日には遠くの山々が水面にくっきりと映るほど。早朝や夕暮れ時には、空と湖が一体になったような幻想的な景色が広がります。
アクセス情報とベストシーズン

首都ビシュケクからイシククル湖へは、西バスターミナル発のマルシュルートカ(ミニバス)でチョルポンアタ方面へ向かうか、ツアーに申し込んで専用車で行くのが一般的です。所要時間は約4〜5時間ほど。
観光のベストシーズンは7月〜9月。この時期は湖面が最も美しく輝き、気温もちょうどよいため、アウトドアアクティビティや観光に最適です。
絶景と遊牧文化を満喫できる乗馬ツアーも

「絶景だけでなく文化体験もしたい」という方には、乗馬でイシククル湖を巡るツアーもおすすめ。現地の遊牧民の暮らしに触れながら、湖の魅力をゆったり味わう旅が楽しめます。
アシュトラベルでは、日本語ガイド付きの乗馬ツアーをご用意。馬に不慣れな方でも参加できるプランなので、初心者でも安心です。