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アルマトイの隠れ家宿「Sweet Vibes Home」|遊牧文化にふれ、素朴なもてなしに癒される

サラーム!中央アジア絶景旅アシュトラベルのSugiです。

「観光地もいいけれど、もう一歩“その国らしさ”に触れてみたい」──そんな方にぴったりなのが、アルマトイの静かな住宅街にある「Sweet Vibes Home」。

この宿を切り盛りしているのは、アシュトラベルの頼れるガイド・アイベク。庭には遊牧文化の象徴がさりげなく置かれ、気づけば他の旅行者や現地の人とお茶を囲んでいる…そんな温もりのある時間がここには流れています。

今回は、日本人スタッフの私が実際に宿泊体験をしてきたので、その様子を詳しくお伝えします。

派手さや豪華さはないけれど、“また帰ってきたくなる”不思議な心地よさ。次の旅は、観光だけじゃないアルマトイの顔を覗いてみませんか?

アイベクが運営する「Sweet Vibes Home」とは

アルマトイ国際空港から車で約30分。市内中心部にもアクセスしやすい、静かな高級住宅街の一角にあるのが「Sweet Vibes Home」。

この宿を立ち上げたのは、アシュトラベルの現地ガイド・アイベク。カザフスタン各地を案内する英語ガイドとして長年活躍し、アルマトイの歴史や文化を丁寧に伝えるその姿勢は、多くのお客様から高い評価を得ています。「観光名所を巡るだけでなく、この国の暮らしや遊牧文化をもっと感じてほしい」──そんな想いから、この宿を作りました。

普段はツアーに同行していることが多いため、宿では信頼できるスタッフがゲストを迎えてくれます。笑顔で「ようこそ」と声をかけてくれるスタッフの対応には、アイベクのホスピタリティが息づいています。

豪華な設備はありませんが、旅の途中でふっと肩の力が抜けるような安らぎがあります。観光地巡りだけでは出会えない、現地の“暮らしの温度”──それを感じたい方にこそ訪れてほしい宿です。

アルマトイで暮らすように滞在できる「Sweet Vibes Home」の魅力

ここでは、街中でありながら遊牧文化に触れ、現地の人々と自然に交流できる。観光だけでは出会えないアルマトイの素顔が見えてくるはずです。

アクセスが便利で安心の立地

カザフスタン国立中央博物館など主要観光スポットが3km圏内にあり、アルマトイ国際空港からも車で約30分。観光にも移動にも困らない絶好の立地です。

しかも宿があるのは、静かな高級住宅街。夜は鳥の声が聞こえるくらい静かで、「え、本当に街中?」と驚く方も多いのだとか。治安面も安心でき、初めてのアルマトイ滞在にもぴったりです。

遊牧文化を身近に感じる体験

庭に入ると目に飛び込んでくるのは、まさかのユルタ。遊牧民の伝統住居が、ここアルマトイの住宅街にあるなんて、ちょっと不思議な光景です。希望があれば宿泊体験も可能。

このユルタは、アイベクが「観光の合間でも、もっと気軽に遊牧文化に触れてほしい」という思いで設置したもの。中では遊牧民の暮らしを感じる展示が行われており、民族衣装を着ての写真撮影や、簡単なアーチェリー体験までできるんです。

「時間がないけど、遊牧文化に触れてみたい」という旅行者にも好評。都会の真ん中で、遊牧民の暮らしをちょっと覗ける──そんな特別な体験がここにはあります。

交流が生まれる共有リビングとテラス

この宿の魅力のひとつが、広々とした共有リビングや玄関ホール、テラス。ソファに座っていると、ふらりと別の旅行者がやってきて「どこから来たの?」なんて会話が始まります。気づけばお互いの旅の話に花が咲き、次の目的地の情報を交換していた、なんてこともしばしば。

現地スタッフも、忙しい合間にお茶を淹れてくれたり、「ここ行ってみるといいよ」と地元ならではのアドバイスをしてくれたり。肩ひじ張らない交流が、旅をもっと面白くしてくれます。

「観光に疲れて戻ってきたのに、ここにいるとまた元気が出る」──そんな声が多いのも、この共有スペースならではの魅力です。

都会の喧騒を忘れる落ち着いた環境

アルマトイ市内にありながら、「ここ、本当に街中?」と首をかしげたくなるほど静かな環境。それもそのはず、この宿があるのは高級住宅街の一角。夜になると車通りも少なく、遠くで犬が一声吠えるくらいの穏やかさです。

観光で歩き回ったあと、庭のりんごの木の下で深呼吸をしてみてください。澄んだ空気と、時折聞こえる鳥の声に、ふっと肩の力が抜けていくのを感じるはずです。

さらに、住宅街を抜けて15分ほど歩けば、大きなショッピングモールに到着。カフェで一息ついたり、ATMを利用したりと、旅に必要な便利さもすぐ近くにあります。派手な設備はありませんが、「ただゆっくり過ごす時間」と「必要な快適さ」、そのどちらも叶えてくれる場所です。

スタッフの素朴で温かい対応

玄関のドアを開けると、まず迎えてくれるのはスタッフの笑顔。派手なサービスではありませんが、「おかえりなさい」と言われたような、ほっとする空気が流れています。

私が滞在したとき、通貨のことで困っていたら、スタッフが翻訳アプリを使って丁寧に説明してくれました。夜の交流の時間には、一緒に写真を撮ってくれて、言葉が通じなくても気持ちが伝わる──そんな温かさを実感しました。

この雰囲気の背景には、オーナーのアイベクの考えがあります。長年、英語ガイドとして世界中からの旅行者を案内してきた彼は、「旅人を仲間として迎えたい」という想いを持ち続けています。その想いがスタッフにも受け継がれ、ここには素朴であたたかなホスピタリティが根づいているのです。

Sweet Vibes Home宿泊記|滞在の様子と体験レポート

それでは、実際に私が数日宿泊してみた体験記をご紹介します。

到着すると暖かく迎えられる

車で住宅街を抜けると、落ち着いた雰囲気の建物が見えてきます。玄関のドアを開けると、スタッフがにこやかにお出迎え。ホールやリビングにはソファがいくつも置かれていて、到着したばかりの旅行者が本を読んだり、お茶を飲んだり。初めてなのに、なぜか“ただいま”と言いたくなる空気が流れていました。

客室紹介

ブルーを基調にしたシンプルで落ち着いたインテリアで、清潔感があります。

Wi-Fiも問題なくつながり、バスルーム、机と椅子、クローゼットまでそろっていて快適。

コンセントは中央アジアで一般的なCタイプなので、日本からの方は変換プラグをお忘れなく。

ミニユルタの設営に遭遇

庭に出ると、運良くアイベクさんが小さなユルタを組み立てているところに遭遇。声をかけると「一緒にやってみる?」と誘ってくれました。

骨組みを持ち上げたり、布をかぶせたり──気づけば他の旅行者とも協力して完成。みんなで「できた!」と喜んだ瞬間の一体感は、旅の醍醐味そのものでした。

夜はみんなで交流

その夜は、民族衣装を着ての記念撮影からスタート。

弓を引くポーズでアーチェリー体験をしたあとは、自然と旅の話に花が咲きました。国も年齢も違うのに、なぜか笑いのツボは同じ。気づけば時計は深夜を回っていました。

朝食は素朴でシンプル

朝のテーブルにはパンと卵、そして新鮮な野菜が並びます。派手さはありませんが、体がほっとする味。「ああ、旅の朝っていいな」と感じる瞬間です。

ユルタに宿泊

希望すれば庭のユルタにも泊まれます。実際に日本語ガイドのヌリヤさんと泊まってみました。

カラフルなカザフスタンの刺繍が可愛い内装。

遊牧民気分に浸れるユルタ宿泊は、都会のホテルでは絶対に味わえない贅沢。朝、扉を開けると澄んだ空気と鳥の声──「これぞカザフスタン」と思える体験でした。

ちなみに、このユルタは電気が使えるので、スマホの充電が気になる方も安心です。

注意点とご理解いただきたいこと

ここは便利さや豪華さよりも、「現地らしさ」と「素朴なあたたかさ」を大切にしている宿です。ご予約の前に、次の点をご確認ください。

  • 建物はモダンではなくレトロ
  • 客室は2階で、エレベーターはなし
  • 五つ星ホテルのようなサービスはない

建物は新しくはありませんが、そのレトロな雰囲気が「暮らすように泊まる」体験を引き立てています。

また、客室は2階にあり、階段の利用が必須です。重い荷物があるときはスタッフに声をかければ快く手伝ってくれます。

さらに常に誰かが控えているような、高級ホテルのようなサービスはありません。その代わりに、ゆったりとした時間の流れと、スタッフの素朴で温かな対応があります。

豪華さよりも人の温もりや文化体験を重視したい方に、ぴったりの宿です。


ただ泊まるだけじゃない旅がしたいなら「Sweet Vibes Home」へ

「観光スポットを巡るだけでなく、体験してほしい」──それが、アイベクさんの思いです。

遊牧文化に触れる庭のユルタ、旅人同士が語り合うリビング、そして地元のスタッフの素朴なおもてなし。ここでの体験が、アルマトイの思い出をもっと特別なものにしてくれるはず。

五つ星ホテルのような快適さはありません。でも、人とのつながりや文化の温度を感じられる旅を求める方にこそ、「Sweet Vibes Home」はふさわしい場所です。

アシュトラベルのカザフスタンおすすめツアー

チャリンキャニオン

アルマトイに滞在するなら、日程次第で「Sweet Vibes Home」に宿泊できるチャンスもあります。観光だけでなく、現地の暮らしを肌で感じられる宿と組み合わせれば、旅の深みがぐっと増すはず。

日本語&英語ガイドと巡る!カザフスタン&キルギス秘境の絶景乗馬7泊8日ツアー

カザフスタンとキルギス、二つの国をまたぐ壮大な8日間の旅。

「北天山の真珠」コルサイ湖、神秘的なカインディ湖、「中央アジアのグランドキャニオン」チャリン渓谷など、自然が織りなす絶景を巡ります。標高3200mの山々からアルマトイのパノラマを見下ろし、歴史的建造物の見学も。

言語の不安は不要、アシュトラベル自慢の日本語&英語ガイドが全行程に同行します。

ツアー詳細はこちら

カザフスタンの絶景と文化を巡る5泊6日|現地発・アルマトイ&アスタナ満喫ツアー

乗馬よりも文化や自然に浸りたい方におすすめ。

アルマトイのバザールや美術館めぐり、カザフ民族衣装ショーとディナーから始まり、チャリン渓谷やコルサイ湖での自然体験へ。さらに馬術ショーや伝統料理のビュッフェで遊牧文化を体感。

後半は近未来都市アスタナを訪れ、中央アジアの今と歴史を一度に味わえます。

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