キルギスの絶景スポット【ジェティオグズ】伝説が息づく赤い岩山と渓谷を歩く
サラマトスズブ!中央アジア専門旅行社アシュトラベルの編集長スギウラです。
キルギスで定番の観光地といえばイシククル湖やマナス王象ですが、「ちょっと変わった景色を見たい」という方にはジェティオグズ がおすすめ。
赤い岩肌が並ぶ「7頭の雄牛」や、伝説が残る「ハートの岩」など、インパクトのある絶景が広がります。フォトジェニックな景色を楽しみ、のんびり過ごすのにぴったりな穴場スポットです!
ジェティオグズとは?
「ジェティオグズ」は、キルギスのイシククル湖の東側、カラコルという街から車で30分ほどの距離にあるトレッキングや写真撮影にぴったりの人気観光スポット。
最大の特徴は、大自然の中にそびえ立つ真っ赤な岩山。
ジェティオグズの名前の意味は 「7頭の雄牛」。英語では”Seven bulls”と呼ばれていて、岩がまるで牛の群れのように見えることが由来とか。
赤土の岩肌と緑の草原、そして遠くに見える雪を頂いた山々のコントラストが美しく、どこを切り取っても絶景。
ジェティオグズにまつわる伝説
この土地には、ちょっと切ない恋愛の伝説が語り継がれています。
むかしむかし、美しい女性を巡って 二人の男が激しく争い、壮絶な決闘の末、両者とも命を落としてしまいました。
彼らの死を嘆き悲しんだ女性の 心が裂け、「ハートの岩(ブロークン・ハート)」と呼ばれる、真っ二つに割れた岩ができたとか。
「恋に破れると、これほどの衝撃があるのか…」と思わずにはいられないほどの迫力。失恋で落ち込んだら、ジェティオグズの広大な景色を眺めてみるのもアリかもしれません。
ジェティオグズの見どころ
ジェティオグズを訪れるなら、ただ岩を眺めるだけではもったいない!観光前に、この場所ならではの景観や体験をチェック!
① 7頭の雄牛(セブン・ブルズ)
ジェティオグズを象徴する赤い岩山。「7頭の牛」と言われていますが、実際に数えると角度によっては 8頭とか10頭に見えることも。
……まあ、細かいことは気にせず、 ダイナミックな景色を楽しみましょう!
見る時間帯によって、岩肌が 朝はピンク、夕方は深紅に染まるので、ベストな撮影タイミングを狙うのも楽しいですよ。少し離れた場所から撮るときれいに撮影できます。
② ブロークン・ハート(ハートの岩)
伝説の舞台となった 真っ二つに割れた岩。岩の形をよ〜く見ると、確かにハート型!朝の光を浴びると、よりドラマチックに映えます。周辺に宿泊したら、ぜひ午前中に撮影しましょう。
③ コックジャイク(花の谷)
ジェティオグズの奥へ進み、渓谷を9kmほど登ると待っているのが、絶景エリア 「花の谷(コックジャイク)」 。
夏になると 色とりどりの高山植物が咲き乱れ、ユルタ(遊牧民の伝統的な家)も点在。まるで アルプスの少女ハイジの世界 に迷い込んだかのような光景が広がります。キルギスは「中央アジアのスイス」と呼ばれているのも納得してしまう絶景です。
ジェティオグズへのアクセス
ジェティオグズは カラコル市から約30km。行き方は以下の通り。
- 🚌 ミニバス(マルシュルーカ):アクチレクバザール近くから 371、372番に乗車(所要約1時間)
- 🚕 タクシー:カラコルから(要交渉)
- 🏇 ツアーで行く
渓谷内は徒歩でも回れるので、のんびり散策しながら楽しむのもアリ。
大自然と伝説の舞台、ジェティオグズへ行こう
赤い奇岩が連なるジェティオグズは、ただの絶景スポットではなく、伝説が息づく不思議な場所。壮大な自然の中で歴史や物語に思いを馳せながら、散策や撮影を楽しんでみてください。ちょっと足を延ばせば、遊牧民の暮らしや広大な草原も待っています。ジェティオグズの魅力を存分に味わいましょう!
ジェティオグズに行くならアシュトラベルの安心ツアー
キルギスの大自然をたっぷり満喫できる 「北天山の真珠 カザフスタン・キルギスをめぐる7泊8日ツアー」 では、ジェティオグズも旅のハイライトのひとつ。
日本語ガイドが同行 するので、現地の移動もスムーズで安心です。6日目には ジェティオグズ渓谷やブロークン・ハート・ロックを訪れ、絶景ハイキングを楽しめます。
言葉の壁を気にせず、快適に旅を楽しめるアシュトラベルのツアーで、 ジェティオグズの大自然と伝説に触れる旅 に出かけてみませんか?
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sugiura
アウトドア好きのアラフォー編集者。ユニークな体験を求めて国内外をさまよう。デジタルデトックスに憧れて旅に出るも、結局パソコンを手放せないのが悩み。