中央アジアのツアーを探す

ウズベキスタン旅行では滞在登録をお忘れなく!取り方と注意点

サラーム!中央アジア絶景乗馬旅アシュトラベルのSugiです。

ウズベキスタンには滞在登録という制度があります。名前すら聞いたことがないまま出発する方が結構たくさん。

宿が手続きを代行してくれるので旅行者の作業自体は軽いのですが、代行と放置は別物。渡されるはずの紙が渡されないまま、出国の朝を迎える人がいます。

今回はウズベキスタン旅行で困らないために取り方や注意点を、法令の根拠つきでご紹介!

滞在登録とは?

外国人がいつどこに泊まったかを国に届け出る制度です。ロシア語ではレギストラーツィアと呼ばれています。

期限は入国から72時間以内。外務省の海外安全ホームページにも、72時間という数字で書かれています。

法令のほうは3営業日以内。2025年10月12日に施行された登録法(ЗРУ-1074)が根拠です。週末をまたぐと営業日の数え方が変わりますが、72時間で動いておけばどちらも満たせます。

そして手続きをするのは、私たち旅行者ではありません。

ホテルやゲストハウスならE-mehmonという宿側のシステムで、宿が登録してくれます。民泊や友人宅なら、家主さんが政府ポータル my.gov.uz で登録します。

じゃあ旅行者は何もしなくていいのかというと、そうでもなくて、登録された証明を受け取って、出国まで持っておく役割が残ります。

証明は紙と電子のどちらか、または両方で発行されます。発行の形式も登録法に書かれています。

ホテルが登録を忘れることもあります

宿が代行してくれる制度ですが、代行されたかどうかは自動では分かりません。

私自身、ウズベキスタンを旅したときに何度か経験しました。チェックインのときにこちらから聞かないと、紙が出てきません。黙っていたら、そのまま次の街へ移動していたと思います。

悪気があるわけではなくて、単純に渡し忘れです。フロントは忙しいですし、紙は引き出しの中で待っています。

しかも私の体感だけの話ではありませんでした。

2026年8月、ウズベキスタンの議会で、登録を怠った宿への罰則を強化する法案が審議されています。提案者は、一部の事業者が期限内にシステムへ入力していないと発言しました。法案自体は8月11日の二読で差し戻され、まだ成立していません。

登録漏れは国も把握している課題、ということですね。

だからチェックインのときに、ひと言お願いしておくのが確実です。英語かロシア語、どちらでも通じます。

英語
Please register me in E-mehmon and give me the confirmation.
(プリーズ レジスター ミー イン イーメフモン アンド ギブ ミー ザ コンファメーション)

ロシア語
Зарегистрируйте меня и дайте справку о регистрации, пожалуйста.
(ザレギストリールイチェ ミニャー イ ダーイチェ スプラーフク ア レギストラーツィイ、パジャールスタ)

ホテルのフロントなら英語で通じます。小さな宿や民泊で英語が通じにくいときは、ロシア語のほうが早いこともあります。

受け取った証明で見るのは5つ

紙をもらって、そのままカバンの底へ入れる前にチェック。

その場で見るのは5つ。

  • 名前のつづり
  • パスポート番号
  • 宿の名前
  • 泊まった日付
  • バーコードまたは登録番号

日付と番号だけでもパスポートと見比べておくと安心です。

保存は紙とスマホの両方で。充電切れと電波の不調は、なぜか同じ日にやってきます。

登録が途切れやすい場面

宿を移動するたびに証明が増えていきます。宿泊日が途切れなく並んでいる状態が理想です。

途切れやすい場面が3つあります。

夜行列車
車中泊なので宿の登録がありません。乗車券と予約確認メールを、出国まで残しておきましょう。

民泊・友人宅
家主さんが my.gov.uz で登録します。手数料は7,920スム。予約する前に、外国人の登録に対応できるか必ず確認してください。

深夜着・早朝発
翌朝の出発が早いと、証明を受け取る時間がありません。前の晩のうちにお願いしておくと安心です。

なお3営業日以内の滞在は登録不要、という記載が政府ポータルにあります。ただし法令の本文では確認できませんでした。免除をあてにせず、証明はもらっておくほうが安全です。

証明がないとどうなる?

罰金の規定があります。登録なしで滞在した場合、初回でおよそ124万スム。日本円にすると約1万6千円です。

宿泊させた側はもっと重くて、およそ206万スム、約2万7千円。

罰金額はウズベキスタンの基準額に連動していて、2025年7月11日に施行された規定です。基準額も為替も動くので、円の目安は2026年9月時点のものと考えてください。

滞在中は携行の義務もあります。政府ポータルには、出国審査を含めて求められたら提示するようにと書かれています。

罰金よりも困るのは時間です。出国の朝に説明を求められる展開は、できれば避けたいですよね。

よくある質問

Q. ウズベキスタンの滞在登録は必要ですか?

A. 必要です。外国人は入国から72時間以内に滞在登録が求められます。法令では3営業日以内と定められています(2025年10月12日施行の登録法ЗРУ-1074)。

Q. 滞在登録は誰が手続きしますか?

A. 宿泊先が手続きします。ホテルやゲストハウスはE-mehmonというシステムで登録します。民泊や友人宅の場合は、家主が政府ポータル my.gov.uz で登録します。

Q. 自分で登録することはできますか?

A. 原則として受け入れ側の義務です。民泊や友人宅では家主が my.gov.uz から申請します。処理は1営業日、手数料は7,920スムです。

Q. E-mehmonとは何ですか?

A. ウズベキスタンの宿泊施設が宿泊客を登録する電子システムです。旅行者が自分で操作するものではなく、宿のスタッフが入力します。

Q. 登録証明はどんな形でもらえますか?

A. 紙と電子のどちらか、または両方で発行されます。登録法に形式が明記されています。バーコードや登録番号が入った確認書です。

Q. ウズベキスタン旅行にビザは必要ですか?

A. 日本国籍で30日以内の滞在ならビザは不要です。入国後に国内でビザを取ることや、滞在を延長することはできません(外務省海外安全ホームページ)。

Q. 滞在登録をしないとどうなりますか?

A. 罰金の対象になります。登録なしで滞在した場合、初回でおよそ124万スム(約1万6千円)。宿泊させた側にはおよそ206万スム(約2万7千円)が科されます。

Q. 出国のときに登録証明を見せますか?

A. 求められたら提示します。政府ポータルには、滞在中は携行し、出国審査を含めて求められた場合に提示するようにと書かれています。

Q. 夜行列車に泊まる日はどうなりますか?

A. 宿に泊まらないため登録は発生しません。乗車券と予約確認メールを、出国まで保管しておきましょう。

Q. 3日以内の短い滞在でも登録は必要ですか?

A. 3営業日以内の滞在は登録不要、という記載が政府ポータルにあります。ただし法令の本文では確認できないため、証明は受け取っておくほうが安全です。

Q. 登録証明をなくしたらどうすればいいですか?

A. 泊まった宿に連絡して、登録データの再送を依頼してください。紙とスマホの両方で保管しておくと、紛失のリスクを下げられます。

ウズベキスタン旅行では滞在登録をお忘れなく

やることを絞ると、覚えるのは3つだけです。

  1. 入国から72時間以内に登録される状態をつくる
  2. 宿を出る前に、証明の紙かデータを受け取る
  3. 出国まで捨てない

宿の予約をするときに、外国人の滞在登録に対応しているかを確認しておくと、3つはほぼ自動で回ります。

ウズベキスタンは街も人もごはんも本当に素敵な国。紙一枚で思い出が曇るのはもったいないので、チェックインのひと言だけ覚えていってください。

中央アジアの旅で迷ったら、アシュトラベルまでお気軽にご相談ください。日々の景色はInstagramでも発信しています。

いい旅になりますように。

この記事を書いた人

sugiura

yu

Sugi

アウトドア好きのマーケター。ユニークな体験を求めて国内外をさまよい、モンゴルをきっかけにキルギスにハマる。キルギス人は日本が好きなのに、日本が知らないのはもったいないと感じ、キルギスを知ってもらう活動のためにキルギス在住へ。ロシア語勉強中。

私たちについて

私たちはキルギスを拠点に、
天山山脈の絶景や遊牧民文化の魅力を届ける現地旅行会社です。
代表は日本大使館勤務経験を持つ、
日本語堪能なキルギス人ガイドのヌリヤ。
日本の丁寧さと中央アジアの温かな
おもてなしを融合させ、
国境をまたぐ旅にも柔軟に対応します。

拠点は、国立公園内に位置する
「アシュゲストハウス」。
サウナやプールも完備した快適な環境で、
大自然に抱かれ心身を整える
リトリートを提案します。
私たちが大切にするのは
「持続可能な旅」です。

少人数制で自然を守り、現地のガイドや
遊牧民に適切な対価を支払うことで、
旅が地域の活力になる形を目指しています。
安全で深い体験を通じて、
お客様も現地も元気になる。
そんな「観光以上の感動」を、
私たちと一緒に見つけに行きませんか。

アシュトラベルが
選ばれる理由

  • 日本語・英語ガイド同行

    言葉の不安なく、文化や背景まできちんと理解。「ただ見る」ではなく、「わかって面白い」中央アジア体験ができます。

  • 3,000人以上を案内してきたプロ

    長年ガイドとして現場に立ってきた代表が設立。安全面・動線・ペース配分まで、無理のない旅を設計しています。

  • 相乗り制で、一人でもお得に参加

    お一人参加も歓迎しています。他に参加者がいると相乗りになり、人数に応じて料金がお得になる仕組みです。最終料金は出発の約3週間前に確定します。

  • 安心の20年以上続く人気宿を拠点

    国立公園内にある老舗・アシュゲストハウスが旅の拠点。個室・シャワー・暖房・サウナ・プール完備で、自然の中でも快適に過ごせます。

  • 現地と対等につくる持続可能な旅

    ガイドや遊牧民、その家族、地域と一緒につくる旅。現地直営で適切な報酬を支払い、関わる人々の生活や技術がきちんと守られる形で運営しています。

アシュトラベルの
ツアーを探す