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カザフスタン入国、これから変わります|電子渡航認証QazETAって何?【2026年8月28日時点】

この記事の確認日:2026年8月28日 カザフスタンのETA制度は、2026年11月から12月にかけて段階的に変わる予定です。ご出発前に最新情報をご確認ください。このページも随時更新します。

サラーム!中央アジア絶景乗馬旅アシュトラベルのSugiです。

最近、同じ質問が続いています。カザフスタンに入るのに、ETAって要るんですか。

2026年8月28日の時点では、日本人に取得義務はありません。ただ、必須になるスケジュールはもう日付つきで動き始めています。

QazETAって何?

QazETAは、カザフスタン政府が外国人向けに用意したアプリ。電子渡航認証(ETA)、電子ビザ、国境通過証明書。入国まわりの手続きがまとめてあります。

そのなかの一機能がETAです。ビザなしで入れる国の人が、出発前に取っておく事前認証。

ETAはビザではありません。 アメリカのESTA、韓国のK-ETAと同じ仲間です。スマホで申請して終わり。大使館に行く必要もありません。

日本人はもともとカザフスタンがビザ免除です。30日以内の短期滞在なら査証不要。1回あたり30日まで、最初の入国日から180日の間に合計90日まで。この枠は今も変わっていません。

将来ETAが必須になっても、ビザが復活するわけではありません。ビザ不要のまま、手続きが一枚増えるだけ。

申請はアプリから。渡航の72時間前までに出します。一度取れば有効期間は180日で、期間内の再入国なら取り直し不要。ただし今後90日で運用する案も検討中だそうです。

公式サイトはこちら → https://qazeta.kz/ru

出典

8月25日に何が起きたの?

「8月25日からカザフスタンでETA導入」。そんな見出しを見た方もいると思います。

半分だけ合っています。

2026年6月24日、トカエフ大統領が法律第326-VIII号に署名しました。デジタル化や個人データ保護を含む一括改正法です。このなかで、カザフスタンの移民法にはじめて「電子入国許可(ETA)」という言葉が入りました。

公布から60日で発効するので、ETA関連の条文は2026年8月25日発効

法律のなかでETAは、外国人にカザフスタンへの入国や国内通過を認める、当局の判断が入った電子文書と定義されています。

もうひとつ。入国を断る理由が一つ増えました。ETAが必要なのに持っていない外国人は、入国を拒否されうる。そういう根拠が法律に書き込まれています。

ただし、制度が本格実施されたあとの話です。

8月25日に起きたのは、こういうことでした。

  • 8月25日 → 法律の枠組みだけが動いた
  • 誰に、いつから必須にするか → 政府がこれから決める
  • 決まるまでは → ETAがなくても入国を断られない

スタートラインが引かれた日、と言えばイメージが近いと思います。まだ走り出してはいません。

出典

今、日本人は取らなきゃいけない?

必須ではありません、現時点では。

外務省の海外安全ホームページに、在カザフスタン日本国大使館がカザフスタン外務省などから受けた情報として、こう書かれています。

  • 試験運用期間中、電子渡航認証の取得は「推奨」であり「必須」ではない
  • 試験運用終了後は本格運用に移行し、段階的に義務化される予定。ただし具体的な時期は未定

カザフスタン内務省の説明も同じ方向です。導入の初期段階では、ETAがなくても国境で止められない。通してもらったうえで、次からは取ってくださいね、と案内される。そういう運用になる見込みだと説明されています。

そもそも、義務化の対象になる国のリストがまだ政府に承認されていません。リストがない以上、ETAを持っていないことだけを理由に入国を断られる段階ではない、というわけです。

ひとつだけ補足を。

外務省の日本語ページは、この記事を書いている時点で「2026年2月時点で試験運用中」という記載のままです。日本語で読める公式情報が、半年前で止まっています。

制度が動いているのは、ロシア語とカザフ語の側。だからこのページを作りました。

出典

で、いつから必須になるの?

ここからが本題です。

2026年7月31日、カザフスタン内務省が政令の改正草案を公開しました。2012年の政令第148号、外国人の入国・滞在・出国を定めたルールの改正案です。意見募集は8月17日まででした。

この草案に、段階スケジュールが入っています。

時期内容
2026年8月24日〜航空・自動車の国境検問所に要件を適用。ただしETAがなくても入国拒否にはならず、次回以降の取得を案内されるのみ
2026年11月1日〜すべての航空検問所で必須に。 未取得だと航空会社が搭乗させられない
2026年11月15日〜EAEU(ユーラシア経済連合)の域外国境にある自動車検問所へ拡大
2026年11月30日〜EAEU加盟国どうしの域内国境にある自動車検問所へ拡大
2026年12月15日〜すべての鉄道・海港の検問所へ拡大

表の1段目が8月24日、さきほどの法律の発効が8月25日。1日ずれているのは、根拠が別だからです。8月25日は法律(第326-VIII号)そのものが発効した日。8月24日は内務省の草案に書かれた運用開始日です。草案が採択されていない以上、この1日のずれもまだ確定した話ではありません。

飛行機でアルマティやアスタナに入る方は、11月1日が最初の分かれ目になります。

ただ、注意点が3つあります。

ひとつめ。これは草案です。この記事の時点で、政令が正式に採択されたという発表は確認できていません。

ふたつめ。別の日程も出ています。内務省の暫定案として、空港は9月1日、自動車は翌年2月1日、鉄道は7月1日という順序を伝える報道もあります。草案の日程とは一致しません。

みっつめ。対象国のリストが未確定です。日本が入る前提で制度が作られているのは間違いありませんが、正式には未承認です。

今の正確な言い方は、こうなります。必須になるのは決まっている。日付はまだ複数の案が並んでいる。

出典

キルギスからの陸路はどうなる?

アシュのツアーに参加される方には、ここがいちばん大事です。

キルギスとカザフスタンを陸路でつなぐルート。ビシュケクからアルマティへ、あるいはその逆。コルダイ国境を越える、あの区間です。

キルギスはEAEUの加盟国。つまりキルギスとカザフスタンの国境は、EAEUの域内国境。

さっきの表に当てはめると、2026年11月30日の段階に入ります。

空路の11月1日より4週間ほど遅い。

混同しやすい点をひとつ。

「キルギス国籍の人にETAが必要になるのか」という議論が現地で続いています。キルギス外務省がカザフスタン側に説明を求めている、という報道も出ました。ただ、日本人旅行者には関係ありません。

日本人が陸路で越えるとき、判断されるのは日本国籍としてです。決め手になるのは、越える国境がどちらに分類されているか。

もうひとつ。飛行機でカザフスタンに入り、陸路でキルギスへ抜け、また陸路でカザフスタンへ戻る。こういう周遊をされる方は、入国のたびに要件がかかります。 ただしETAは一度取れば180日有効で、複数回の入国に使える設計です。国境を越えるたびに取り直す必要はありません。

繰り返しますが、この日程はまだ草案です。確定したらこのページを更新します。

出典

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開催期間4/1〜11/30
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主な行き先アルマトイ、チョンケミン渓谷、コチコル、イサケーブ村、コルウコック湖、ブラナの塔・アクベシム遺跡、ビシュケク
開催期間7月、8月
乗馬レベル乗馬中級者向け
詳しく見る

分かっていることとまだ分からないこと

情報が錯綜している部分をまとめておきます

確認できていること

  • 申請は渡航の72時間前までに、QazETAアプリから
  • 有効期間は180日。複数回の入国に使える
  • ETAを取っても入国が保証されるわけではない。最終判断は国境の担当官
  • 在日カザフスタン大使館などでビザを取って入国する場合、本格運用後もETAは不要
  • 有効な在留資格を持って滞在中の方の再入国も、ETA不要
  • 外交旅券・公用旅券の所持者は対象外

まだ分からないこと

料金

法律には、ETAの発給で料金を取ること、金額と方法は政府が決めることが書かれています。

内務省の草案には、事前のオンライン申請が1MRP、国境の検問所で取る場合は2MRPという数字が入っています(2026年の1MRPは4,325テンゲ。2026年8月28日のレートで日本円にすると約1,500円、米ドルで約9ドル。2MRPなら約3,000円です)。

一方で内務省は取材に対し、有料にはなるが金額は決まっていない、差別化した料金を設定する予定だと説明しています。「標準10ドル」という数字も報道に出ましたが、正式に発表されたものではありません。

つまり、草案の数字と当局の説明が食い違っています。 金額を確定情報としてお伝えできる段階ではありません。

対象国リスト

未承認です。

子どもの扱い

情報が食い違っていて、断定できません。年齢による免除があるという説明も見かけますが、公式に確認が取れていないので、このページには書きません。必須になる時点で改めてご案内します。

日本人への具体的な適用開始日

上のとおり、複数の案が並んでいます。

なお、現在ETAの取得は無料と報じられています。

よくある質問

Q.カザフスタンに入るのに、今ETAは必要ですか?

A.2026年8月28日の時点で必須ではありません。日本国籍の方への取得義務はありません。カザフスタン政府はETAを「推奨」としており、必須ではないと説明しています。必要なのは有効なパスポートのみです。

Q.ETAとビザは何が違いますか?

A.ETAはビザではありません。もともとビザなしで入れる国の人が、出発前に取っておく事前認証です。アメリカのESTAや韓国のK-ETAと同じ仕組み。日本人はカザフスタンがビザ免除なので、将来ETAが必須になっても「ビザ不要+ETA必要」という形になります。

Q.いつから必須になりますか?

A.確定していません。カザフスタン内務省の草案では、2026年11月1日に航空、11月15日と11月30日に自動車、12月15日に鉄道・海港と段階的に広げる案が示されています。ただし政令はまだ採択が確認できておらず、別の日程を伝える報道もあります。

Q.カザフスタンのビザ免除は今も有効ですか?

A.有効です。日本国籍の方は30日以内の短期滞在ならビザ不要。1回あたり30日まで、最初の入国日から180日の間に合計90日までという条件も変わっていません。パスポートは出国時に残存6か月以上が必要です。

Q.キルギスから陸路でカザフスタンに入る場合も必要になりますか?

A.草案どおりに進めば、2026年11月30日から必要になる見込みです。キルギスはEAEU加盟国なので、キルギスとカザフスタンの国境はEAEUの域内国境にあたり、その段階に含まれます。ただしまだ草案の日程です。

Q.ETAの料金はいくらですか?

A.確定していません。現在は無料と報じられています。内務省の草案には事前申請1MRP、国境での取得2MRPという数字がありますが、内務省自身は金額未定と説明しており、両者が食い違っています。「10ドル」という数字も正式発表ではありません。

Q.どこで申請しますか?

A.QazETAというカザフスタン政府の公式アプリから申請します。公式サイトは https://qazeta.kz/ru 。渡航の72時間前までの申請が求められています。

Q.有効期間はどのくらいですか?何回使えますか?

A.一度取得すると180日間有効で、複数回の入国に使えます。期間内にカザフスタンへ再入国する場合、取り直しは不要です。ただし今後90日で運用する案も検討中とされています。

Q.子どもも取得が必要ですか?

A.現時点で断定できません。年齢による免除があるという説明も見かけますが、公式に確認が取れていないため、当ページでは扱いません。必須になる時点で改めてご案内します。

Q.ETAを取れば必ず入国できますか?

A.入国は保証されません。最終的な判断は国境の担当官が行います。ETAは事前の認証であって、入国許可そのものではありません。

Q.カザフスタンのビザを持っている場合はどうなりますか?

A.ETAの取得は不要です。在日カザフスタン大使館などでビザを取得して入国する場合、また有効な在留資格を持って滞在中の方が再入国する場合は、本格運用の開始後もETAは要らないと説明されています。外交旅券・公用旅券の所持者も対象外です。

アシュのツアーに参加される方へ

今すぐ何かをしていただく必要はありません。

2026年8月28日の時点で、日本人がカザフスタンに入るのに要るのは、有効なパスポートだけです(出国時に残存6か月以上)。

そのうえで、ひとつお願い。

ご出発が近づいたら、公式発表をチェックしてください。

制度が動いている時期です。予約したときの情報が、出発時にも正しいとは限りません。特に11月以降にカザフスタンへ入る予定の方は、直前にもう一度確認していただくのが安全です。

こちらは、このページを更新し続けます。政令が採択されたとき、対象国リストに日本が入ったとき、料金が決まったとき。旅の準備が変わる情報が出たら、確認日を書き換えて反映します。

今のうちに動いておきたい方は、QazETAアプリを入れておくだけでも十分です。申請自体はスマホで完結します。

中央アジアは、国境の手続きひとつで一日が飛ぶことがあります。着いてから知る。そういう状況だけは作りたくありません。

気になることがあれば、いつでも聞いてください。

この記事を書いた人

sugiura

yu

Sugi

アウトドア好きのマーケター。ユニークな体験を求めて国内外をさまよい、モンゴルをきっかけにキルギスにハマる。キルギス人は日本が好きなのに、日本が知らないのはもったいないと感じ、キルギスを知ってもらう活動のためにキルギス在住へ。ロシア語勉強中。

私たちについて

私たちはキルギスを拠点に、
天山山脈の絶景や遊牧民文化の魅力を届ける現地旅行会社です。
代表は日本大使館勤務経験を持つ、
日本語堪能なキルギス人ガイドのヌリヤ。
日本の丁寧さと中央アジアの温かな
おもてなしを融合させ、
国境をまたぐ旅にも柔軟に対応します。

拠点は、国立公園内に位置する
「アシュゲストハウス」。
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    長年ガイドとして現場に立ってきた代表が設立。安全面・動線・ペース配分まで、無理のない旅を設計しています。

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